多くの人はデブにデブって言わない、だが言うべきだ。スタートアップに必要な踏み込む力

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↑先日訪ねてくれたVRスタートアップが作って来てくれたデモ用のVRコンテンツ。VRが浸透すれば、もうデブかデブでないかなど気にせず、アバターでコミュニケーションする時代が来るかもしれない。

 

多くの人はデブにデブって言わない、だが言うべきだ。

 と言うのを最近考えている。起業家やスタートアップ関係者の中には太ったり痩せたりを繰り返す人が多い。メンタルが揺れるからだと思う。僕も繰り返してる。

 パターンとして、身近な人でデブとずっと言い続けてくれると意識して痩せれるのだが、大概の人は痩せ始めたあたりに、太って心配してましたよと言われる。気にかけてくれるだけで感謝ですが、1番感謝したいのは言い続けてくれた身近な人だ。それも会った時に言ってくれるような人だ。

 

誰が身近でダメ出しをし続けてくれるか、オンライン・オフライン両方でフィードバックしなければ人は変わらない

 Skyland Venturesもスタートして、もうすぐ4年になる。最初の1-2年細かく僕のツイートを見て、また対面でも細かく指摘してくれたのはクラウドワークス吉田 浩一郎さんだ。

 3年半で上場したクラウドワークスの経営で駆け抜けていた吉田さんが1番指摘してくれてたかもしれない。利害関係もないにも関わらず。ちょっと変なツイートしたらこのツイートはダメだとメッセージが来たりした。

 もちろんそのひとつひとつのコメントに瞬間的にムッとなるものもたくさんあった。でも吉田さんに言われることは全部正しかったと思う。まだ直せてないこともたくさんある。
 だから吉田さんに今後何か相談されたら全てやろうと思う。吉田さんが全力で僕と向き合ってくれる人だと思うからだ。

 

事なかれ主義になっていないか、お互い忙しいと対面では言い続けることは本当に難しい

 でも、みんなほとんどの人はことなかれ主義なので特に何にも言ってこない。さらには会って言ってくれる人なんてほとんどいない。
 先日、日本で2回目の世界有数のスタートアップイベントのジャパンイベントであるSlush Asiaでした。サイコーのイベントでしたけど、若手ばかり、知らない人ばかりで今日は行くのはやめようかなと思ったスタートアップ関係者も多いのではないか。

 こんなことも泰蔵さんやアンティや学生スタッフのみんながいるからツイートするのは忍びない。

 ただ僕はデブにデブって言うべきだと思うのでこういう現実的な発信をしてみたつもりだ。

 

尊敬する人・恩がある人に対面で言われたことを全力で拾え

 僕も初日時点では、Slush Asiaの参加を控え、オフィスで仕事しようかなと思った。しかし、2日目10:30のコロプラ 千葉功太郎さんのセッションを最前列で聞くことにしたから朝から向かっている。
 僕らは千葉さんにお金を預けて頂いてSkyland Venturesから5年で50社くらい投資出来る。その大恩人が登壇すると言うツイートを見たし、昨日のSLUSHASIAの会場で千葉さんに「明日来てね」と言われたのに、明日は午前予定入れてしまったと断ってしまった。

 動かせる予定だったので、そっちを動かして千葉さんのセッションに聞きに行こうと思う。恐らく千葉さんが英語で、500人くらい?の前でスピーチするのは初めてだろう。紅白に1回目に参加する歌手みたいなものだ。

 そして、千葉さんは設立8年で、時価総額2600億円、グループ800名超の会社であるコロプラの新卒採用も、超有望な学生起業家への投資もやって来られている。エンジェル投資もされている。とても学生にフレンドリーな人だ。SLUSHASIAに参加している学生は全員千葉さんに会うべきだ。
 

デブにデブって言うだけではダメだ。ポジティブな方向に持っていけ

 デブにデブって言うだけではダメだ。ポジティブな方向に自分1人でも本気で向き合わないといけない。だからSLUSHASIAを僕はちゃんと活かそうと思う。

 千葉さんのスピーチを聞けるセッション機会を貰えたSLUSHASIAに感謝しているし、今日はもっとたくさんの学生から若手社会人など普段僕が投資ししたり投資先をサポートして貰ってる人がたくさんいるはずで彼らと会って話をしたい。

 SLUSHASIAから10社創りたい。そしたら自分がその場に参加したことが明確に価値になる。それがSkyland Venturesだ。

 

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