スタートアップの資金調達後の罠や新規事業についての考え方

昨日の夜は、Skyland Venturesファンドへ出資頂いている上場企業の経営者の方との会食でした。そこでのお話のメモがFacebookでかなりシェアされたのでこちらのブログにも掲載します。
 
○スタートアップの資金調達後の罠
・高給人材
優秀人材じゃなくて高給人材を取ってしまう。
・マーケティング
マーケティングの結果が定義されていない状態で広告投下し始める。
・オフィス
事業計画上、1年後を見越したオフィスを引くと強烈にアグレッシブなプランを想定しているケースが多く、計画通り至らないと重荷になって行く。
 
○経営チームはダイバーシティが重要
・長期的に強い会社は経営チームのダイバーシティがあるところ。ワンマンが強いときはあるが、どこかで考え方を変えなければならないときは来る。
 
○既存事業の大きさと新規事業
・既存事業が大きく成長してると、規模の差で新規事業に軽んじられる。
・既存事業にはきっちり言われたタスクで結果を出す人材が必要。しかし、自由にやって結果を出す人材が足らなくなる。既存事業の成長が止まると、自由にやる人材が必要の方が重宝される。
 
○トラフィックのあるサービスにおけるあるある
インターネットビジネス経験が無い人が考えるとトラフィックを元にECをやろうとする。同じメディアでデジタルコンテンツの方がスケーラブルがある場合でもECを選びやすい。
 
○スタートアップで成功する人のパターン
エネルギッシュな人。
 ○日本のスタートアップのグローバルな事業機会
日本のモバイルリテラシーの高さはまだまだチャンスがある。そこをよく考える。  

 

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