Appleに30億ドルで買収されたオーディオメーカーBeats共同創業者 Jimmy Iovine (ジミー・アイオヴィン)

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引用:アップルを説得させた言葉。ジミー・アイオヴィンが語るBeats買収のウラ話、「音楽に穴が開いている」 | All Digital Music

 

2014年、Appleに30億ドルという額で、買収されたBeats。その2人の創業者は、音楽業界では知らない者はいない言われるほどのカリスマだった。現在、Appleの幹部も務めAppleの新しい音楽体験の大立者であり、Apple musicにも貢献した、ジミー・アイオヴィンについて触れる。

 

ジョン・レノンのお茶汲みから始まった下積み時代

1953年、ニューヨークで生まれ、ニューヨークのショー業界に簡単に飛び込める環境で育った。そして、19歳の頃、縁があって、レコードスタジオで働き始める。

 ジミー・アイオヴィンの経歴、はこれまでのシリコンバレーの大物たちと違ってプログラミングやコンピュータエンジニアリングの背景ではない。ニューヨーク市のレコードスタジオの床拭きやジョン・レノンのお茶汲みから始まっている。

 

白人ラッパーをスーパーラッパーとしてプロデュースして世界的ヒット

レコードスタジオなどを通じて経験を積み、18年の年月を経て、才能を聴き分ける卓越した耳をものにした彼は、37歳で自らのレコード会社をつくる。ジミー・アイオヴィンが音楽業界で一躍有名になるのは1990年に設立したインタースコープ・レコードだ。黒人ではなく白人のエミネムというスーパー・ラッパーの売り出しに成功する。その後2パック50セントを始めとする一大ラッパー帝国を築く。ポップスではレディー・ガガで大成功を収める。そうして、彼は音楽業界のカリスマプロデューサーとして名を馳せるようになったのである。

 

ヘッドホンと音楽ストリーミングサービスを提供するBeats創業からAppleによる買収へ

その後、海賊版の流通や質の低いオーディオ機器について問題意識を抱いた彼は、55歳になったとき、DJとして世界的に有名になっていたドクター・ドレとともに、Beatsを創業。Beatsは、ヘッドホンを始めとしたハードウェアとBeats musicという音楽ストリーミングサービスを提供する会社である。

レディー・ガガやレブロン・ジェームズといった有名人を起用したマーケティングによって、Beatsのヘッドホンは一気に若者に浸透していった。そして、2014年、Appleによって、Beatsは30億ドルという金額で、買収されることとなった。

アイオヴィンはスティーブ・ジョブズに対して、定額制音楽サーヴィスの必要性をSpotifyやPandoraが今の様な一大勢力を築くはるか以前の2003年に訴えかけていた人物でもあり、その意味ではデジタル音楽サーヴィスに対して先進的な考えを持っています。ジミー・アイオヴィンはその音楽業界における30年以上に渡る功績が称えられ、GQから「Men of the Year」アワードが贈られた。

買収によりAppleの幹部になったが、同じ年の2014年に世界最大のイベント・プロモーション会社「ライブ・ネイション」の取締役にも就任した。ジミー・アイオヴィンは、60歳を超えている。しかし、これからも、起業家としてのビジネスの才覚とカリスマ性を伴ったマーケティングの能力で、音楽業界を牽引していく存在だろう。

 

参照

アップルを説得させた言葉。ジミー・アイオヴィンが語るBeats買収のウラ話、「音楽に穴が開いている」 | All Digital Music

Jimmy Iovine とは何者か | maclalala2

Jimmy Iovine's life and career - Business Insider