プロの目を通すこと

もう2ヶ月も前の話だが独立してVCを始めて以降5年弱の中で、集中的にリソースを使って取り組んで良かったことがある。それはSkyland Venturesのミッション、バリューを設定したことだ。

 

Skyland Venturesのミッション・バリュー
http://www.skyland.vc/mission/

 

これはTwitterから繋がったPARKと言うクリエイティブエージェンシーに3月末に依頼して、5月頭に完成したもので、約1ヶ月の共同プロジェクトだった。

 

彼らは期間内に

・SVメンバーのヒアリング
・投資先、出資者へのヒアリング
・業界のSWOT分析
・ミッション、バリューの方向性決め、アウトプット
・発信する際のリリース作成支援
などをやって貰いました。

 

新ミッション・バリューのリリースやIVSなどの場で発信してきたが評判は悪くない、むしろ評価されるケースが多く、Skyland Venturesらしさが出ているとのことを言われ、僕もそのように思ってます。

今回ご一緒したPARK http://parkinc.jp は面白法人カヤック出身のディレクター、デザイナー、コピーライターの3人で共同創業したクリエイティブエージェンシー。つい最近まで彼らのことは知らなくてて、自分でTwitterで探してコンタクトした。僕らはTwitterでスタートアップとの接点が主にあるので、僕らの外に発信して行く軸作りをしていく人はTwitterで探したいと思ったからだ。最初は冷やかしだと思われたらしいが。

 

ちなみに今回のブログでは彼らと良いミッションをつくったと言うのを自画自賛したいとかではなく、それ以来広がった人的な縁やインサイトはかなり多く、ふとそれを思いたったことが主題である。

特にわかりやすいのはコピーライターという職種の人と仕事したのは今回初で、他にコピーライターで僕が直接知っているのはNew Piece 高木新平さんくらいだった。

 

今回のプロジェクトの後、PARK 代表取締役/コピーライターの田村さんにはスタートアップなど周りの企業が

・サービス名やサービスコンセプト
・ミッション、ビジョン

などをアップデートしたときにこれはプロの目からどう映るか、評価は高いか低いかをチャットで教えて貰うようになった。

 

スタートアップにPRみたいな概念が出てきたり、大企業のようにテレビ取材にバンバン出れるようになったのはここ5-6年くらいな気がしていて、ソーシャルメディアのインフルエンスも広がる一方であり、言葉を伝える仕事の価値は高まって行くと思う。

なので、コピーライターなど言葉を伝えるプロの視点を通して良いか悪いかを議論出来る関係性は大事にすべきだと感じている。

 

同様に、VCは投資のプロであり彼らが絶賛している会社は成長ストーリーをシンクロ出来ていると言う事実もあると思っており、そう言う会社では何がいけてるのかを今後もヒアリングしながらやって行きたいと思っています。