若者は3年待たずしてスタートアップの世界へ飛び込もう

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 今日は僕のVCキャリアにおいては外せないインキュベイトファンド和田さんと #スシリーチ 行きました。

社会人3年目の転機

 大手VCにいて社会人3年目の時、VCの仕事は楽しかったけど、ミドルステージ以降に投資するVCにいた自分は、もっと会社の創業の頃から関わりたいと言う気持ちから今後のことについて非常に悩んでいました。

今後どうして行くか迷っていたときに会いに行ったのが和田さんです。

その結果、インキュベイトファンドに1年アソシエイトとしてお邪魔することになりました。和田さん含めパートナー4人とアソシエイトは僕1人で1年お邪魔しました。インキュベイトファンドも、少人数だったタイミングだったので非常にエキサイティングでした。その期間1番一緒にいたのは和田さんです。

 色々と最近考えていることを共有出来て、シードステージのベンチャーキャピタリストの大師匠の和田さんに色々と聞いていただいたのは嬉しかったです。

今の若手は社会人3年の経験が必要か?

  当時の僕は「若者はなぜ3年で辞めるのか?」と言う本が流行っていたので、3年間くらいは一つの会社にいるものだと、特に理由なく信じていました。実際移るときに、インキュベイトファンドに移ることが不安が無かった訳でも無いです。

この時に、当時のようなインキュベイトファンドのようにスタートアップ然とした会社に入れたことは最高の経験だったように思います。

今は世の中の動きが早まっているので、大手で3年間の経験より、変化に柔軟に機動的に動かなければならないスタートアップでの経験を少しでも若いうちからした方が良いと思っています。


ここ1年で投資した会社の中に自分の先の1年もある

  また、色々最近の投資についても色々聞かれましたが、ここ1年くらいで投資した会社はVR分野で頑張ってる会社がリリースして、一歩目立った感じだったんですけれど。

 個人的に今どうなるかわからないけどとても期待してる会社の一つは、投資銀行出身の24歳の社長B氏がやってるペットのコミュニティサービスを作っているC社です。

彼は社会人経験3年未満ですね。僕もペット領域に投資するとは思っていませんでしたが、彼は非常に優秀なので成功すると思います。

 C社は僕らのコワーキングスペースの #HiveShibuya を使って貰って、色々考えて貰って、Skyland Venturesから投資受けて貰いました。そのとき言われたのは「ペットのコミュニティサービスももちろん成功させたいが、僕は起業家として生きて行くとの気持ちが強まったので、Skyland Venturesと一緒に頑張りたいと思いました。」的なことを言われました。

"簡単な"、"大きな事業になる領域"は無いので、時間かけてやって行きたいと思いました。

この彼の話も和田さんにしたのですが、自慢の投資先です。

今は23社の投資先がありますが、全社もっともっと走っていきたいです。

和田さんご馳走様でした。