日経新聞電子版 「起業にトライ」に活動が掲載
本日は久しぶりに日経新聞から取材頂いた記事が掲載されました。対面の取材はなく、メールで受け答えるするという少し新しいタイプの取材でした。記者は以前よりご縁のある日経新聞 代慶さんです。この度はありがとうございます。
記事はこちら
オバマも推しているオタクへ投資を
キャッチャーな感じのタイトルになったのはあまり狙ったわけでもないのですが、引用して紹介すると。下記の内容のコメントをしました。
――成功する起業家の条件とはどのようなものですか。
長く続けていく志向性があること=天才である、ことが重要だと考えています。私が考える「天才」とは毎日、50年でも取り組みたい課題がある人と考えています。スタートアップは何らかの問題解決をしなければならないので。その課題が明確な人で、そのテーマに対して長く続く人が天才かと思っています。グーグル創業者のラリー・ペイジ、フェイスブック創業者のマーク・ザッカーバーグ、アマゾンの創業者ジェフ・ベゾス……。日本人なら野球選手のイチロー、漫画家ワンピースの著者尾田栄一郎さんなどは天才だと思っております。
――今後どの分野の起業家に投資したいですか。
SNSやオンラインゲームに慣れ親しんだ人だと思っています。昔のインターネットは双方向性がなく、例えば本がオンラインで買えればよかったわけです。しかしSNSやオンラインゲームというのは双方向性があり、そのサービス内の挙動や友達とのかかわり合いがあって楽しいものです。そういうインターネットサービスに慣れ親しんだ人たちが今後の10年、20年を作ると思っています。米国のオバマ大統領も「オタク」を非常に推しているのですがこれは共感です。私が探す天才とはオタクと近いかもしれません。まさにオタクに投資したいですね。
最近感じているのはあまり、ビジネスバックグラウンドの人と話をしていると、ゲームが好きか?などの議論もあまりしませんが、オンラインゲーム・スマホゲームが好きで育って来ている人は
・非常にリッチな映像体験
・ユーザー同士の双方向性
を体感して育っています。こういうものはインターネットで便利にショッピングをしているだけでは得にくいものだったりするようなことを思っていて、ゲームをして来ている人の感性にもっと触れていきたいです。また、僕は普段はTwitterが大好きな学生・若手起業家とはよく会うようにしていますがTwitterもまた、リッチな映像体験はないですが、双方向があるので。そういう体験をしているのは価値が高いと感じています。
ちなみにオバマ大統領がオタクを推しているというのはこちらの記事を読んで知ったものです。新しい科学技術を推進する起業家はオタク的な専門性を持っているというところはとても共感します。
日経新聞電子版のTwitterアカウントにて紹介されました
最近メディアにあまり露出していなかったのですが少しメディアの方との交流を広げていきます。
オバマ大統領も一押しの「オタク」発掘 https://t.co/kTpn61uZjY
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) 2016年4月4日
下記のツイートをしたのですがメディアリーチ・PRと言う分野は今後も多くのスタートアップの事業拡大支援において共通するものなので。ベンチャーキャピタリストとしてもっと意識したいポイントです。スタートアップが困る分野においてプロフェッショナル意識を持って積み上げて行きたい。
最近スタートアップがそれぞれのメンバーの役割をプロフェッショナル意識を持ってやるというのが重要なのだろうし、そういう人がフォーカスされるようにしていかなければならないと思う。ゼネラリストじゃなくて、プロフェッショナルになるためにスタートアップに行くみたいな形にしていかねば。
— Max Kinoshita 木下慶彦 (@kinoshitay) 2016年4月4日
メディア関係者の皆様お時間あれば近日意見交換させてください。