スタートアップとは早く成長することを意図して作られた会社
先日の東京理科大学の起業家講座TUS STARTUP SCHOOLで講演するにあたって「スタートアップとは」と言うことについて改めて考えなおしてみたときに行き着いたのは下記の記事だ。
世界的なインキュベーターの考えるスタートアップとはなんぞや
アントレプレナーの教科書(リーン・ローンチパッド)のスティーブ・ブランクやリーンスタートアップのエリック・リースや世界的スタートアップインキュベーターであるY Combinatorのポール・グレアムの考えるスタートアップの定義が書かれている。
・スティーブ・ブランク: スタートアップとは、繰り返し可能、そして、拡大可能なビジネスモデルを求めて形成された組織を指す。
・エリック・ライズ: スタートアップは、極端に確実性が低い状態で、新たな製品やサービスを提供するために作られた団体である。
・ポール・グラハム: スタートアップとは早く成長することを意図して作られた会社を意味する。新たに資金を調達したからと言って、スタートアップと呼べるわけではない。同様に、テクノロジー業界に限られるわけでもなければ、ベンチャーキャピタルを獲得する会社に限られるわけでも、「出口戦略」を持つ会社に限られるわけでもない。唯一欠かせないキーワードは「成長」である。
・マーク・サスターは、成長を過剰に意識すると一部のスタートアップは失敗すると指摘し、さらに細かく定義している。ビジネスモデルによって成長するスピードが遅いものの、それでもスタートアップのカテゴリーに含まれる。「小さな世界に印象を残す」(私なら「小さな世界に小さな印象を残す」と表現する)ことを目指したスタートアップも存在する。マーク・サスターによる的確な見解においても、スタートアップが「従来の小さな事業」とは一線を画している点が反映されている。
スタートアップであるための要件は成長
講演では成長が最も重要であることを話した。
STARTUP or DIEであり、
成長 or DIEであると話をしてきた。
とにかく急成長を志す会社を創るべくとことんやっていきたい。
東京理科大の講義用にスライド作ってる。 pic.twitter.com/MONyPaVaz5
— マックス木下 (@kinoshitay) 2016年10月24日
東京理科大でSTARTUP or DIEと吠えてきた。
— マックス木下 (@kinoshitay) 2016年10月24日