アイデアよりも、継続することの方が重要(マネックス証券 代表取締役 松本 大)

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引用:松本大のつぶやき/マネックス証券

 

アイデアよりも、継続することの方が重要

マネックス松本大さんの記事が素晴らしかったので引用してブログで紹介したい。

 

アイデアよりも、継続することの方が重要

ただ、起業して経営していくには、生き残らなければいけない。よく「僕はこんなアイデアがあります」という話を聞きますが、それに関して二つの伝えたいことがあります。

1つは、日本中、世界中で自分が1番はじめにそのアイデアを思い付いたという確率は極めて低い。ましてそのアイデアを考えた中で自分が1番優秀だという確率は、ほぼゼロ。間違いなく自分よりも優秀な人間が、自分より早く同じアイデアに気づいています。おそらく99.999999…%くらいそうだと思われます。人間は何十億人といるわけですからね。ではどうすればいいか。早く生まれて早く思いつかなければダメかというとそうではない。

そこで、2つ目に伝えたい事が、継続するということです。ほとんどのそういうアイデアは継続ができないのです。途中でやめてしまう人が多い。この継続するかしないかが非常に大切で、このアイデアで社会や人々の生活を変えられるのだと着想しても、継続させながら規模を拡大していかないと、何も変えられない。

そして、規模を持つためにはやはり継続していかなければならない。なので、継続するという事が一番重要だと思います。アイデアよりも、継続することの方が重要ということです。継続する仕組みづくりにおいて重要なのは、ビジネスアイデアではなく、ビジネスモデルです。

エジソンが、発明は1%のひらめきと99%の努力であると言いました。例えば、後述しますが将棋の羽生善治さんが全くその通りで、アイデアよりもそれをいかに継続していくかがはるかに難しく、はるかに重要です。ビジネスモデルとはまさにそのことです。あえて付け加えるのであれば、正しくて賢い資本政策も継続のために重要であると思います。

生き残るためにどういうことが重要であるかについて、私自身の経験から感じてことをお話ししたいと思います。

 

アイデア<<継続力

ビジネスアイデア<<ビジネスモデル≒そのサービスが継続する仕組み

 

という理解をして、とても共感しました。

 

Skyland Venturesはベンチャーキャピタルとして活動しているのですが、最近すごい嬉しいことは過去の投資先卒業生の起業相談や過去一緒したことある人からの投資相談が来るようになってきたこと。それもみんな若い世代ばかりです。

真面目にやっていればやり続けるだけ先が楽しみになると思っています。このサイクルを創り続けることでビジネスモデルになっていくと思っています。

 

松本さんのイベントでの講演の続きは下記より。多くのスタートアップの方やスタートアップ志望の方は、ぜひ一度ご覧頂けると良いと思っています。

inouz.jp

 

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プログラミングを学ぶことによって得られるプログラミング以外のもの(リブセンス取締役桂大介)

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参照:映画「スティーブ・ジョブズ 1995~失われたインタビュー~ 」特別映像

 

10/11(火)18:30~ TECH::CAMP 早稲田校開校イベント「なぜ、今プログラミングを学ぶべきなのか?」にリブセンス取締役桂大介さん (@dkatsura)、div代表取締役 真子就有さん(@mako_yukinari)と登壇しました。

 

プログラミングを学ぶことによって得られるプログラミング以外のもの

リブセンス創業エンジニアとして関わってきた桂さんは、スティーブ・ジョブズの1995年のインタビューを紹介して「大事なのは(プログラミングの)思考プロセスを知り、考える方法を知ることさ」という話を紹介し、プログラミングを学ぶことによって得られるプログラミング以外のものがあると続けました。桂さんの話を紹介します。

 

深いITリテラシーをプログラミングを学ばずして得ることは難しい

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例えば

・データベース

・セキュリティ

・分散処理

・開発マネジメント

・ネットワーク

・高度なPCリテラシー

・ウェブ

・アルゴリズム

・知財とライセンス

・インターネット

など。これをプログラミングを学ばずして知識を深く得ることは難しい。

 

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ITは一つの分野ではなく、あらゆる産業がITを土台にしており、もはやIT企業を定義することが難しいほどに、リクルートは紙の出版社からIT企業に転換し、タクシーの日本交通は非常にITに力を入れている。その中でエンジニア・営業などどんな職種で働く際にも、仕組みを考えるにはITリテラシーが必要になる。

 

考える方法を得ることがプログラミングを学ぶことの価値

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ビジネスをやっていて手触り感のあることをすることは意外と少なく、仕組みがどうするか、サービスをどうするか、組織をどうするかなど、抽象物をどのように取り扱うかを行なう。それ自体がプログラミング的な側面があり、プログラミングを学びサービス設計をすることによりインサイトを得られる。

 

プログラミングを学ぶならTECH CAMPへ

桂さんのお話は素晴らしかった、ぜひ新しい未来を創っていく人はプログラミングを学ぶためTECH CAMPへ参加して欲しいと思います。

tech-camp.in

 

ちなみに、TECH CAMPでのイベントの様子はこんな感じでした。

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div代表取締役 真子就有さん(@mako_yukinari)

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Skyland Ventures 代表パートナー 木下慶彦 (@kinoshitay)

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リブセンス取締役桂大介さん (@dkatsura)

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シードベンチャーキャピタル(VC)がコワーキングスペースを持つことの重要性

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Skyland Venturesの活動振り返り、もっともっとスピードアップする方法を考えている。シードスタートアップへ投資をする観点では、スタートした時からコワーキングスペースなど投資先と一緒に使えるスペースを持つべきだった。

 

自分のところに来た人と、投資先に来た人を共有する、それによって人を集めてくる。そう言うことが必要だった。CVCなどはこれに近い構造があるはず。
今は渋谷道玄坂に #HiveShibuya があり、それが出来てはいるが、コワーキングスペースを創ってとにかく人の流れを創ると言うことが独立系ベンチャーキャピタルとしても、投資先スタートアップへのサポートと言う点でも重要で、スタートした瞬間からそれを目指すべきだった。

 

Skyland Venturesのオフィス変遷

・2012年8月 Skyland Ventures設立

・2013年頃 East Venturesの六本木コワーキングスペースを利用

・2014年1月頃 East Venturesの渋谷コワーキングスペースやMOVIDAのコワーキングスペースを利用

・2014年9月前後 投資先トランスリミットのオフィスを間借りしてカウモなどと入居

・2015年8月渋谷にコワーキングスペース#HiveShibuyaをEast Venturesと共同でオープン

 

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