トーマツベンチャーサポート 斎藤 祐馬さんの本を読みました。彼がトーマツで監査業務をやりながらベンチャー支援を始めたのは2009年前後で、その頃からお世話になっています。2012年~2013年頃の初期のSkyland Venturesには業務委託の仕事や経産省のプロジェクトを紹介してくれて、そのおかげで本当に資金的に厳しかった初期助けていただきました。
印象に残ったのは、彼がトーマツベンチャーサポートを立ち上げた頃、トーマツグループの監査契約を取るのはパートナー(役員)クラスのみだった。多くのコンサルや投資銀行のビジネスも同様かと思います。そこを超若手だった、斎藤さんがテレアポしたり土日に訪問したら監査契約の開拓が出来たという話があり印象に残った。その時のツールになったのは社長の事業計画の壁打ち相手になること、メディアを紹介することだったと言う。
こう言う既存の概念や組織体制の限界にとらわれず、自分で開拓して行けば広げられたと言うことは世の中のスタートアップには多くあるもので。斎藤さんの当時からの動きはスタートアップ的だったものかと思い尊敬しております。引き続きよろしくお願いします。