スピードMTG SEEDSで行っているシードスタートアップ向けのフィードバックまとめ
シードスタートアップ(起業準備中~1期目のスタートアップ)が陥りがちなことやそのときにしているフィードバックをまとめていきます。
◯ゴール設定
・スタートアップする上でのゴール設定(成果設定)は?
①成功したい、②やりたいことをやる
①、②のどちらの優先順位が大きく意思決定をしているか。この優先順位が異なる人と仕事するのは難しい。
◯市場(ビジネスモデル)
・(メンバーの多いチームに対して)社長1人でビジネスモデルを描き切るべき
1人でダメなものは複数人でやって解決することは無い。スタートアップはプロダクトを作らなければ行けないがすぐにエンジニアを集めてプロダクトをつくってはいけない、まず社長がビジネスモデルを描き切れ。
・プロダクトつくってばかりの会社は難しい。ビジネス(売上を上げる)する時間を作れ
社長が売上上げることに集中してないと売上は上がらない。死ぬほど働くとかじゃなくて売上あがることって何で、そのために自分や社員が何するかを定義しているか。すぐ間接的な施策にリソースを割くと言うのを社長も社員もやってしまうがこれは社長の責任。僕ももっと集中が必要。 #起業しろ
— 木下 慶彦 / Skyland Ventures (@kinoshitay) November 2, 2018
◯スタートアップする前に
・成果設定された会社で働いたことがあるか、ない人はある会社で1-2年働く経験を積むべき
起業して成功するには成果設定を自分で行い、達成する必要がある。よほど自分に自信がある人以外は、まず人に設定された成果を達成する経験を得ると良い。
・今この瞬間に起業する人はする、今この瞬間に起業しない人はしない、3年後くらいになる。今すぐ起業しろ。
本を100冊読んでから起業したい人が多い。必要なのは知識なのか、行動量なのか。知識はあるにこしたことが無いが、完璧に知識が揃ってから起業するのを待つといつまで経っても起業出来ない。 #起業しろ
— 木下 慶彦 / Skyland Ventures (@kinoshitay) November 3, 2018
・社長がコミュニケーション能力が高い必要は無い。
コミュ症タイプもたくさんいるし、ゴール設定しルール設計することが重要。
◯創業メンバーの探し方
・優秀の定義を間違えるな。優秀の定義が知識系か、行動系か
優秀の定義を間違えては行けない。何をゴール設定して、そこに向けて必要な人材を集めていく必要がある。
シードスタートアップとのスピードMTG SEEDSについて
Skyland Venturesでは水曜・金曜午前に週35スロットのスピードMTG(1社あたり15-20分)SEEDSを毎週欠かさず行っています。このSEEDSが僕らSkyland Venturesと初めて会うシードスタートアップの接点になっており、短い時間ではありますが真剣にMTGを行ない、この場で投資可否やそこに至るのに必要なものについて事業の大枠のフィードバックしてます。USなどではVCのパートナーとのMTGの初回はオンラインコールで15分ほどが中心であると聞きます、短い時間であっても真剣にフィードバックすることで価値ある時間になればと思っています。
スピードMTG SEEDS
SEEDS - Skyland Ventures — Skyland Ventures
ちなみに、なぜこのような場を行っているかは少し詳しくは下記にも以前書いています。