筑波大学起業家講座『筑波クリエイティブ・キャンプ アドバンスト(TCCA)』の最終発表会に審査員参加し4社の学生スタートアップに投資コミットしました

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筑波クリエイティブ・キャンプ アドバンストのデモデイに参加

筑波大学出身起業家C Channle CEO森川亮さんが運営されており毎年お誘い頂いている筑波大学起業家講座『筑波クリエイティブ・キャンプ アドバンスト(TCCA)』の最終発表会に審査員として参加しました。

 

当日は筑波大学の学生達が12チームプレゼンし、生物資源学類所属の高橋氏が考案した『下痢チェッカー』が最優秀賞を受賞しました。

 

審査員として参加したメンバーはこちら

・C Channel 代表取締役社長 森川亮氏
・フラー 代表取締役 CEO 渋谷修太氏
・EY アドバイザリー・アンド・コンサルティング 土田篤氏
・EY アドバイザリー・アンド・コンサルティング 源田真由美氏
・日本スタートアップ支援協会 代表理事 岡隆宏氏
・Skyland Ventures 代表パートナー 木下慶彦氏
・D4V Founder & COO 伊藤健吾氏
・インキュベイトファンド ジェネラルパートナー 村田祐介氏

 

当日の様子はこちら

thebridge.jp

 

今年の傾向としては実際に起業してやっていこうというチームが多数あったこと。学生の起業感が変わったきたことを感じます。

 

プレゼンでは何より情熱を持ってやっていくべきとのフラー渋谷さんからの総評も。

 

 

下痢チェックアプリ、スポーツSNS、入退室管理システム、ゲノム解析のスタートアップをつくる4チームに投資コミット

 

 

下痢チェックアプリ、スポーツSNS、入退室管理システム、ゲノム解析のスタートアップをつくる4チームに対し、2018年1月中に会社登記し起業することを条件にSkyland Venturesは各500万円までの投資をコミットいたしました。

 

今回の最終プレゼンまで残ったチームは、どこもレベルが非常に高く、プレゼン内容も洗練されていました。起業プログラムやビジネスコンテストなどでも、Skyland Venturesは積極的に投資コミットをしていきます。

 

木下 慶彦 - C Channel 森川... | Facebook

VCは投資先や信頼する起業家の推薦のスタートアップへ本気で投資しに行くべきだ

VCの仕事では仕事の8割くらい良い会社を見つけ、そして条件決めて投資することになりますが、これをソーシング(発掘)と言います。

僕らが尊敬するVCのEast Ventures 松山太河さんやバタラさんは素晴らしい実績があり、何より起業家からリスペクトされていますが、彼らの素晴らしいのは投資先起業家や周りの起業家からの推薦に対して躊躇なく投資すること。

大概、投資先などよく知ってる人からの紹介のスタートアップであっても
・ステージが合わない
・条件が合わない
・稟議が通らない
などの理由でVCは簡単に断るケースが多くあると思います。もちろん、社数を厳選しているファンドではそうせざる終えないところも多数あると思います。

ただ、紹介しても投資しない人に紹介は簡単には紹介が来なくなる一方だと思ってます。

僕はSkyland Ventures始めてから最初の3年くらい若手投資先の推薦を断りまくったので、今は投資先の推薦に対して全力で取りに行ってるつもりです。

最近投資してる会社は、ツイッターなどで探してるところももちろんありますが、投資先からの推薦がとても増えていて、紹介された会社は全部投資する気持ちで、彼らと大成功をつくって行きたい。

 

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スタートアップになるためにはリスクマネーを受け、一夜にして大きな成功を得ることが必要だ

画像に含まれている可能性があるもの:1人、室内

投資先よろペイ CEO 大山 敏浩氏と昨日は大阪にて学生向けスタートアップイベントに登壇しました。


大山氏が言っていたことでとても共感したので抜粋して紹介


・スタートアップになるには

スタートアップと中小企業は違う。スタートアップはある時に一夜にして成功しなければならない。そう言うタイミングを目指してやる必要がある。投資家(VC)のリスクマネーを受けることで、その企業はスタートアップになる。一夜にして成功することを目指すことを投資家と合意したことになる。

 

 

・どこのVCから資金調達するべきか

シードの資金調達はノリが良く、その後も自由にやらせてくれる人が良い。

 

・なぜよろペイを始めたのか?
コミュニケーションならLINEのように、金融・決済領域にはデファクトアプリがなかった。だからそこを目指した。

 

 

 

・事業を起こす仲間をどう見つけるか?
テクノロジー好きで自由な仲間を見つけると良い。まだ成功していないが、最高の仲間達と起業スタートしてよかった。

 

 

・起業家を意識が高いと言わず全力で応援すべき

起業してる人などを意識が高いと言われる人は学生の頃の同世代にたくさんいた。しかし、彼らの中で起業してチャレンジし続けてる人はとても少ない。彼らが起業して取り組み続けてれば成功している可能性も大きく、意識高いことを始めた人が周りにいたらバカにせず応援してほしい。

 

 

 

関西中心に学生向けのイベントをこれからも全力でやっていきますので関西の学生はぜひコラボしましょう。そして、東京から一緒に関西イベントにスピーカーとして来て頂ける起業家の方がいたらぜひ教えてください。

木下 慶彦 - 投資先である よろペイ CEO 大山 敏浩氏と昨日は大阪にて学生向けスタートアップイベントに登壇!... | Facebook

 

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