世の中の大きな問題を解くにはどうするか

メルカリ山田進太郎さんの下記のブログがすごい良いポストでした。当ブログにてメンションされている「イシューからはじめよ」の本自体がそもそも良著であるのかと思います。

圧倒的成果をあげるための近道「イシューからはじめよ」 | suadd blog 

中でも印象に残っているのは

過去を振り返っても、結局のところ本当に成果を出せたということは年に1,2回しかない。しかも、そのうち特大の成果は数年に一度しかないことを考えれば、まさにイシュー設定が非常に重要だということが分かります。
もう一つの観点としては、成果を出せるひととなかなか出せないひとの違いというのは、ほとんどこのイシュー設定がうまいかどうかにかかっています。一見すごくスムーズに的確な判断をしながら仕事をこなしているように見えても、成果がなかなか出ないのはうまくイシューを特定できてないからだったりします。
これらを考えれば、仕事を目一杯詰め込むのではなく、いつもある程度余裕を持って様々なものにアンテナを張りイシュー探しをしていること、何か引っ掛かりがあったときにこれは重要なイシューかもしれないと時間を割いて考えるということが重要だということが分かります。

この部分です。

ちょうどメルカリのファーストインベスターとしても知られるEast Ventures松山太河さんとご飯をご一緒して、このブログの話題となったのですが彼は下記のようにイシュー探し(問題探し)を下記のように捉えているとの話を聞きました。

1.大きな問題を探す
大きな世の中の問題はどこにあるかを考えてサービスを作る。この最大の成功例の一人はイーロンマスクであるだろうと。イーロンマスクは、テスラモーターズ(電気自動車)やSpaceX(宇宙ロケット)のようなスタートアップを立ち上げている人物で、とにかく世界のとことん大きな問題と向き合い続けている。

メルカリ山田進太郎さん、East Ventures松山太河さんはこちらのタイプであろうと。世の中全体を見て、大きな問題を見つけている。

2.身近な問題からスタートするが大きな問題である
自分の身近な人の問題を見て、サービスを作る。ペパボを作った家入さんのような人はこちらの人であろうとのこと。ペパボは当時は個人の人が使える安いレンタルサーバーが無く、そこにサービスを提供し、2013年には120万件の申し込みになる。こちらのアプローチのよくあるトラブルは問題が、小さすぎるというところである。

と言った形があるが、どう大きな問題とぶつかって行くかについてもっともっと考えて行きたい。問題を探すことがスタートアップの活動そのものであると考えているからだ。