エクイティファイナンスはスタートアップの武器。創業直後から事業スピードを持って駆け上がろう。

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エクイティファイナンスはスタートアップの武器

先日、起業のファイナンスの著者としてVCとして著名な磯崎哲也(@isologue)さんと久しぶりに意見交換させて頂いたのですが、磯崎さんのFemtoのWEBサイトにも『エクイティはスタートアップの武器』というのを書いてあり素晴らしいと感じた。

 

これを見て、主にこれからも若手のスタートアップをメインに投資をしていきたい自分としては、投資先のファイナンスをどういう戦略でやるか今まで以上に考えて行くべきだと感じました。VCとしては当たり前のことかもしれないけれど、ここをとことん議論しないと行けない。

 

ファイナンスをやるかやらないかで迷うべきでは無い

若手に限らずスタートアップの社長の場合、ファイナンスをやるかやらないかで迷いながらMTGしている例が結構あるように感じます。相性の良いVCと会えたら投資を受けたいなどを言ったりする。それももちろん重要ですけれども。けど、事業に集中する上でいつまでに絶対やりきるみたいな気持ちが必要であったり、そういう気合の人は一回一回のMTGの精度が全然違う。

 

30億円くらいの資金調達を今年発表したビットコインマーケットプレイスとして国内ナンバーワンを走るbitFlyer CEO加納さんと先日お話したときも、『時価総額も大事だけど、アーリーフェーズでは、今この瞬間に3000~5000万円あって事業グロース出来るならそれをどんどん決めるべき』だとの話をしていて、それは強く共感したものだった。

 

bitFlyer加納さんであっても多くのVCに断れているというのだ。

出資の相談って、基本断られます(苦笑) 野球選手なんかとは比べ物にならないくらい “打率” は低くて、何十社とプレゼンして頭を下げました。ですから、断られることを失敗とか挫折とかは、途中からは考えないようになりました。

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ファイナンスのスピードアップへ

ファイナンスをもっと支援して大きなビジネスをスピード感を持ってやって貰えるように議論をフォーカスさせて行かなければいけない。

 

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