2年で30社が産まれた東京都主催のスタートアップコンテストTokyo Startup Gateway 本日23:59締め切り
日々ベンチャーキャピタリストとして参加する中で、VCとしてどう投資してスタートアップ支援するかに加えて、ビジネスコンテストや新規事業立案型のプログラムに対して意見交換をしている。その中でもユニークかつ、東京都が主催、運営はNPO法人ETIC.であるが、素晴らしい取組と思ったのがTokyo Startup Gatewayである。
詳細はこちら。なんとエントリーは本日6/12(日)23:59〆切。
学生から20代の人に推薦しているTokyo Startup Gateway。東京都のビジコン、ETICが運営。今日の23:59エントリー締め切り。2年で30社スタートアップが誕生しているとのこと。素晴らしい。 #svTSG pic.twitter.com/6z4WsDJpKB
— マックス木下 (@kinoshitay) 2016年6月12日
過去2年でスタートアップが30社産まれた
30社その場を通じてスタートアップが産まれたのを聞くとそれだけで、とても素晴らしい場であったと思うのだが、内訳を聞いてみた。先日運営事務局のETIC石野さんに#HiveShibuyaへお越し頂いて色々と教えて頂いた。
Tokyo Startup Gatewayの運営事務局のETIC石野さん。3年連続で運営をリードされているそう!先日 #HiveShibuya へ訪問いただきました。 #svTSG pic.twitter.com/quAqI3A90h
— マックス木下 (@kinoshitay) 2016年6月12日
東京都主催スタートアップコンテストTokyo Startup Gatewayは
— マックス木下 (@kinoshitay) 2016年6月12日
2015年実績
エントリー約500
上位2名 1位 100万円の賞金、2位 50万円の賞金
ファイナリスト10名 エントリー後に法人化すると東京都から100万円のサポート #svTSG
Tokyo Startup Gateway は3年目の取り組み。過去2年合計のセミファイナリスト以上が60人。今30社が起業している。うち8社くらいが学生スタートアップらしい。上位10ファイナリストに残ったスタートアップはほぼ法人化してるくらいの感じかな。 #svTSG
— マックス木下 (@kinoshitay) 2016年6月12日
注目したいのはファイナリストに残り、エントリー後以降の日に東京都にて法人化(スタートアップ)すると100万円がサポートされると言う。登記費用の実費が約25-30万円くらいなので、100万円サポートが出ると思うと起業するしかない!となると思う。そのくらい起業を産み出せる座組になっている。
それもうまいものだと思うのは、実際にこの100万円が東京都から提供されるのは翌年の春夏くらいとのこと。個人や個人開発チームがビジネスコンテストで優勝すると即金で貰えないと少し残念な気持ちであるが、会社と言うのは1年後の話を決めたりすることが多い。ただ、スタートアップしたばかりの会社で100万円~くらいの資金が1年後でも入ると思うとそのつもりで色々と使い方を考えていくことが出来るはず。
400字~エントリー可能の人物重視!?何をやるかより誰がやるか
WEBサイトにもどーん!と出ていますが、400字から参加出来ると言う話。僕も最近ではMicrosoftの学生向けスタートアップコンテストImagine Cupにも審査員させて頂いたり、今度セプテーニ主催の大学生向け合宿型新規事業コンテスト genten、日本最高峰のスタートアップコンテストIVS Lauch Padに審査員参加させていただくなど、こういった取り組みに関わるのは嬉しい機会であるが、いつも思うことは事業アイデアの詳細さ自体の価値がどんどん低くなっている。何をやるかより誰がやるかの問題が大きい。人物重視の評価になって来ていると思う。ここ数年でスマートフォンの普及もあり、インターネットによるビジネス機会がさらに拡大したことで、誰がスピード感を持ってやるかが大事だと思っている。
メンターも充実
ETICと言えば、ピクスタ CEO古俣さんやfreee CEO佐々木さん、レアジョブ CEO 加藤さん、最近上場したLITALICO CEO長谷川さんなど上場企業を含む起業家やベンチャーキャピタリストがメンターとして参加するプログラムがあるらしい。ちなみに僭越ながらSkyland Ventures木下慶彦もメンター参加させて頂いています。
よく考えると、東京都のスタートアップコンテストでメンターをしていると言うことになりますね。
最優秀賞100万円のETIC主催のTOKYO STARTUP GATEWAY 2016 メンターさせて頂いています。もしエントリーしようかなという人がいればぜひ声かけてください。https://t.co/V9igX90tzG #svTSG
— マックス木下 (@kinoshitay) 2016年6月6日
メンター一覧から見てTwitterで事前にメンタリングして欲しいとの声も連絡くれた大学生もいました。来週会いますが彼にはファイナリストに残って欲しい。
Tokyo Startup Gatewayにエントリーしたのでメンターになってる僕に会いたいと言ってくれた大学生がいて驚いた。こういう前のめりな人いるんですね。 #svTSG
— マックス木下 (@kinoshitay) 2016年6月10日
たまたまですがTokyo Startup Gatewayの卒業生にもSkyland Venturesは投資してます。まだプロダクト開発中。
僕のメンタルの回復装置は海を見つめることですと語る齋藤氏 @hi_yusukejp 。昨年のTokyo Startup Gatewayのファイナリスト、優勝を逃した人。 #svTSG pic.twitter.com/RYU0juIz36
— マックス木下 (@kinoshitay) 2016年6月11日
スタートアップが直接的に産まれることの価値の大きさ
僕はシードステージのVCとして世界一になりたいと思っているのですが、起業家・VCとしてメディアで日本はスタートアップが多い・少ない議論をする人はいるが、直接的にどれだけ何社のスタートアップを生み出しているかにコミットしている人がいないことを悲しく思っています。
なので、僕が直接会った学生~20代の人にはスタートアップすることを直接的に強く薦め、今は月間10社のスタートアップを創り、その中から一部の会社にはSkyland Venturesから投資をさせて頂いて支援しています。
起業サークルなどのイベントの価値はすごい高いと思っていますが、1社そのコミュニティから産まれる場合は、Skyland Venturesからイベントのスポンサードによる支援も行っています。
起業サークルやビジコンなどに今後もスポンサーしたい。 Skyland Venturesがスポンサーするか否かは起業家が1社以上産まれるかどうか。代表の人が起業決意してたらまず間違いなくサポートします。サポート金額は一律5万円だけど1ミーティングで決めます。#svcampus
— マックス木下 (@kinoshitay) 2016年6月11日
また、Tokyo Startup Gatewayに関して思ったのは法人化する(スタートアップする)くらいのやる気で望んでいる人は恐らく、ファイナリストには残ると思うので。エントリーオススメです。ファイナリストに残らなくても全力でやっている人にはどんな場も価値が高いと思っています。本日6/12(日)23:59エントリー締め切りです!
昨日Tokyo Startup Gatewayの話を聞いたのだけど優勝100万円だがファイナリスト10名に残った人は全員法人設立時に100万円貰えるらしい。500エントリーあるそうだが真剣にやってたら10に残るはずでオススメ過ぎる。ただ法人設立前の人のみエントリー可 #svTSG
— マックス木下 (@kinoshitay) 2016年6月8日
この記事のツイート
問い合わせ増えてきたのでブログに書いた今日エントリー締め切り!2年で30社が産まれた東京都主催のスタートアップコンテストTokyo Startup Gateway 本日6/12(日)23:59締め切り - https://t.co/Xtjj7ukKde #svTSG
— マックス木下 (@kinoshitay) 2016年6月12日
記事を書いたら石野さんにコメントを頂いたしまいましたので貼っておきます。